さて、読者である。肝心カナメの読者に、出版界がつくった電子出版物が受け入れられなければ、いくらデジタル化できても、この取組みは頓挫する。なら、どのような電子出版の基盤をつくることが、読者に受け入れてくれることになるのだろうか?
ここでボク自身の今の考えを、中間報告しておこうと思う。Twitterでお互いフォローしてる川添歩さんとのやり取りで教えをうけたことなのだが、
1)さまざまな電子書店で買った出版物を
2)読者が自由に選んだビュワーで
3)いつでも読める
という3点が読者に受け入れられる(支持される)電子出版物の条件だと考えている。
デジクリ連載[17]読者に受け入れられる(支持される)電子出版物の三条件 | ポット出版 (via shiraist)
Amazon.com/Kindle は当然他のサービスとの連携など無い点でこれを満たしてはいないけど、自社サービスだけの中でこれをほぼ満たせているのよね。(1) 読者が読みたい出版物を (2) PC,スマホ,ブラウザ,専用e-inkデバイスから自由に (3) どの端末でもシームレスにいつでも読める ように仕立てられている。
つまり読者の欲求を満たすには、全てを自社でまかなえるほど巨大化するか、それが無理ならば他社と連携して自由度を上げるくらいしか方法がない。前者が無理な日本は後者を選ばざるをえないはずだけどなぜか方向性は逆へと進んでいる。