1年に1ミリシーベルトで、過剰発がんは「たった」1億人に5000人ですから、集団としてはたいした事はないかも知れませんが、幼くしてガンになる人は「その人、一人」だから可哀想に思います.
それも、しばらく汚染された土地を離れたり、汚染された食材を売らなければ回避できるのですから、私はそちらの方が良いと思っています.
原発と生活 強い人はその通り (via ittm)
これが多分典型的な「ちょっとでもリスクがあるものは避けるべき」論。それはそのリスクを避けるのが他のリスクを全く産まないで実現できるなら真だけど、他のリスクが発生する瞬間にトレードオフにしかならない。
今回だって福島原発の問題による避難で、恐らく避難所でのストレスで亡くなった方や寿命が縮まった可能性がある人は沢山いるし(避難要請の説明会でどれだけの現地の人が「避難なんてしません」と言い張ったか見てないのかな)、計画停電だって多大なストレスを非常に多くの人に与えていた上に(離婚が増えたという話もあるが、まあ定かではない)、電力不足や電力価格の高騰は遠因的に経済を縮小させて、結果として経済的犠牲者を増やす可能性もある。
発癌リスクとそれを避けるために払わないといけないコスト・リスクにしたって、本来は地域・年齢・生活環境などなどで評価が違うはずなんだけど(例えば多分高齢者はこれからの発癌リスクなんかより生活が変わることによるストレスの方が恐らく害がずっと大きい)、まあそれは確かに現実に難しくて、ある程度で線を引くしか無い。で、一般的に政府の基準値は言ってもかなり安全側に倒しているんだけど、それでも個人がリスクを個々に評価して判断を変えるのはまあ当然、なんだけど、願わくば出来るだけ正しい判断ができるといいんだけどね…